2011年6月14日火曜日

vol . 12 業界用語

プロフにありますが、私はスーパーのレジを長いことやってます。これは、駆け出しの頃の話です。

レジ担当は商品をピッ、ピッとスキャンしてお金貰ってお釣り渡す以外にもやることがあります。サービスカウンターがあっても、お客様は要望・依頼をレジに言うことが珍しくありません。
「○○ はどこにありますか?」「持って帰る為の段ボールないんですけど」などなど。

内容・状況にもよりますが、なるべくそれを言われたレジが対応するのがデフォ。できなければ、代わりの従業員・担当者を手配します。

ある日、スイカの1/4 カットを買ったお客様から
「これ、一切れずつ切って欲しいんですけど~」とご依頼。
混んでなかったので、私はそのスイカを預かって青果の作業場へ。
この道結構長いって感じのパートさんに
「すいません、お客様からで、これ一切れずつに切って欲しいんですけど」
と言ったら、パートさん、ちょっと不思議顔した後に
「スライス?」

私の頭の中は一瞬真っ白になりましたが、スライス=切るって意味もあると気づき
「そ、そうです・・・スライスです・・・お願いします」
と、たじたじ。
私はこの業界、すなわちスーパーでは垂直・平行に切ることをスライスと言うんだと学んだのでした。

陽だまりのキンポウゲ。蟻さんがくすぐったくないのかな?

2011.6.14

またの名を[エランティス]・・・ なんか格調高い響きだな~と思ったら、ギリシャ語の「春」と「花」の合成語だそうな。
高そうな花屋さんに行ったら、エランティスって言わなきゃ店員さん分からなかったりしてね、エランティスが業界での名前になってて。
「きん・・何ですか? お客様、恐れ入りますが、もう一回・・・」・・・冗談です。

2 件のコメント:

  1. 「エランティス」・・・
    そう呟きながら花の写真を
    見るといきなり品格漂う風情が・・

    でも「キンポウゲ」と呼べば
    愛嬌のある庶民的な花に・・

    名前の力って大きいわ・・と
    思う私って単純だね(笑)

    業界用語って不思議だよね! (ま)

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  2. コメントありがとうございます~◎

    匿名さんへ:いや~名前の力って大きいよ。響きやイメージもあるけどね。
    「映画スター」なら普通だけど「銀幕スター」なら映画史上に燦然と輝く感じがする。
    ちなみにスーパーのレジは、業界では「チェッカー」と呼ばれています。

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