今日、立川談志さん追悼ということで、NHK BS3 で 2007 年製作のドキュメンタリーが再放送されました。
録画しておいて、仕事から戻ってから見ました。
落語ファンというわけではありませんが、亡くなってから寄せられた縁のある方々からのコメントがとても面白かったので(変な言い方ですが)、興味を持ちました。
毒のあることおっしゃる方ですね。でも、とても美味しい毒です、共感持てますね。
思ってても言えることと言えないこと、言いたいけどうまく言えないことってあります。
それらの境界をさらりと飛び越えて、自分流に表現、芸に生かしてしまう-『天才』と呼ばれる所以だと思います。
一番印象に残ってるのは「老いることではなく、老いて生きながらえるのが怖い」ってフレーズ。「辛い」だったかも知れないけど・・・。
切実だな~、談志さんは大きな病気もありましたから、余計痛々しく感じます。
でも談志さんは、いつも落語のことを、まず考えてらしたようです。落語への情熱と老いの間で出てくる数々の弱音に、それを感じました。
ゲンペイボク。盛りを迎えつつあります。
盛りを過ぎると、こんなふうになるようで。
時を重ねても鮮やかに・・・。
談志さんの落語も、ファンの皆さんの記憶の中でそうなっていくのでしょう。
ご冥福をお祈り致します。
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